「皮」から「革」へ
2018.05.26 update | BLOG
前回にお知らせしたタツノレザー。
今回は現地に行き、皮革が出来るまでの工程を教えてもらいました。
先ず、「皮」と「革」の違いから教えていただきました。
ご存知の方も多いかと思いますが「皮」は動物の皮膚をそのまま剝いだもの、「革」は動物の皮膚の毛を除去しなめしたものです。
そして、なめしたという言葉も良く聞くと思うのですが、私もイマイチ分からなかったので教えていただいた内容によると動物の「皮」は一般的にそのままだと腐敗してしまったりするので、それを防ぎ皮を柔かくして耐久性や可塑性を加え、皮革として利用するために必要な作業のことを「なめし」と言うそうです。
タンニンなめし、クロムなめし、コンビネーションなめしなど様々ななめしの方法があり、その方法によって革の風合いが異なります。
全てを書くと長くなりますので、代表的な「タンニンなめし」と「クロムなめし」について。
先ずタンニンなめしは、タンニン(植物に由来、茶葉などに含まれる、口にいれると渋味を感じる)を革を浸透させていくのだが、タンニンの濃度を徐々に上げる必要がある為、工程数がとても多くおよそ30以上の工程を踏まえる。
その為、高コストになってしまうが使い込めば使い込むほどに革が柔らかくなり、色艶が増してきます。
ただ、雨など水に弱く、変色や変化が激しい、また日々のブラッシングやクリームでお手入れを定期的に行う必要があります。
一方クロムなめしは、金属原子のひとつクロムを使用することで柔かく伸び縮みしやすい、またタンニンなめしと比べると変色や変化が控えめでメンテナンスが比較的簡単という特徴があります。
前書きが長くなりましたが、それでは現地で撮影してきた写真と共に「皮」から「革」になる工程をみていきましょう。※(全ての工程を追っていくと約2ヶ月かかるそうなので、いくつか工程を省いて見てまわりました)
まずは裏打ち(フレッシング)、皮の肉面に付着している肉片や脂肪を取り除く工程。
今回は北海道の牛の皮を使用したそうですが、皮の状態があまりにリアルすぎる為、ここでアップするのは控えておきます。引きの画でご覧ください。
裏打ち後は、脱毛・石灰漬けを行います。
では次へ、「タイコ」と呼ばれるドラムの中で革を鞣す作業。
ここではクロムなめしを行っており、クロムなめし処理を行った後の革はこのようにブルーになります。
っと、今回はここまで。
また気になった方は次回更新いたしますので、チェックしてください。





