JOURNALジャーナル

SOLID FURNITURE STORE 10th Limited Model Vol.2

2026.04.09 update

前回、お伝えしました。

SOLID FURNITURE STORE 10th Limited Model Vol.1

 

そして今回は、なぜ10周年限定モデルにクリ材と毛七ウールを採用したのかをお話していきます。

まず、クリ(栗)材について。

 

その前に、SOLIDが本来描きたかったのは、無垢材が持つ

板目の荒々しさと力強さ

自然の息づかいを感じる木目

深さを帯びた陰影

端正な美しさの中に、「どこか荒さを残す力強い表情

 

その中で今回、10年目という節目だからこそ実現したのが…

国産栗材=SOLIDが掲げる「ヴィンテージワイルド」の世界観を最も純度高く体現する素材だと。

 

使い込むほど色合いは落ち着き、木目の陰影はより深く。

表情に奥行きが生まれていきます。

そんな魅力ある材、クリ材だからこそ今回の限定モデルに相応しいと。

 

では、話を戻して栗材について。

ブナ科クリ属の落葉広葉樹で、耐久性と耐水性に優れ、独特な木目が特徴。

古くから建築材や家具材としても利用されてき栗材。

 

防腐や防虫効果の高い「タンニン」を多く含み。

そのタンニンのおかげで耐朽性、耐水性に優れた栗は、

古くは縄文時代から建築材として使用されており、

世界遺産、岐阜県の白川郷の合掌造りの主要材料としても有名です。

 

このように古くから、ここ日本で愛されていたクリ材をいまSOLIDのフィロソフィーの基にリバイバルしました。

 

続いて、「毛七ウール」について。

まず、皆さん毛七(けしち)ウールをご存じでしょうか?

日本最大の繊維産地として有名な「尾州(びしゅう)」 ※愛知県西部から岐阜県の一部

その尾州でつくられるのが毛七です。

 

毛七の名前の由来は、

毛が7割」という意味で、

リサイクルウールの糸や生地を表す業界用語です。

原料は廃棄されてしまう糸や生地の残り、一般家庭から出る古着など。

それらをまずは粉々にして繊維をほぐします。

粉々にしたウールは繊維が短くなるため、補強として化学繊維を30%ブレンドしています。

このブレンドの絶妙な割合こそが、「ウール70%、その他30%」

つまり、毛が7割ということです。

これを尾州の職人さんたちが昔から、「毛七」と呼び親しんできました。

 

尾州産地に残る旧式織機を用いて、職人が時間をかけて丁寧に織り上げる毛七。

効率や均一さを優先せず、

織りのリズムや素材の表情をあえて残すことで生まれる、わずかな揺らぎや陰影が特徴。

また、古着や裁断くずなど、異なる素材や色味をそのまま集めて、

生地として再構成するからこそ生まれる独特な表情や風合いは、

SOLIDのヴィンテージワイルドの思想とも重なります。

 

今回、数ある素敵な毛七ウールの中から選んだ生地は

杉綾組織で織ることにより、独特な表情が生まれ、

経糸と緯糸の色差を味わうことができる模様(ヘリンボーン)を織り出す綾織りの変化組織が美しい、

毛七の素材の特徴が最大限活かされたKSC004から、カーキとモスグリーンの二色。

 

そして、程よい厚みがありながらも、軽やかな質感のKSC005。

経糸と緯糸で異なる色味を使用することで、独特な霜降り感がある色味に仕上がっており。

それぞれの奥行きのある色味が表現された、毛七感満載の張地となっております。

こちらは、ブラウンとライトグレージュの二色をご用意しました。

 

またウールには天然の防臭、消臭効果があるので日々の暮らしの中にもおすすめの素材です。

 

いかがでしょうか。

10年目に相応しい、クリ材と毛七の限定モデル。

本当に素敵に仕上がっておりますので、ぜひSOLID FURNITURE STORE TAKAMATSUにてご覧ください。

 

 

また、SOLID 10周年記念限定モデル紹介 Youtube もチェックしてください。

〈揺らぎと陰影の美〉SOLID10周年限定モデル紹介 国産クリ材と尾州ウール毛七モデルのご紹介

 

こだわりのSOLID FURNITURE STORE 10th Limited Modelをお求めいただけるのは、

2026年6月30日までです。

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