WORKS

天童木工の隠れた名作

2024.10.10

最近、Instagramにて後輩たちが撮影のクオリティを上げるべく、一眼レフに向き合っているのですが。

APS-Cとフルについて先日、話したのですが理解してもらえませんでした。

人に伝えるって難しい…

 

因みに35mm以外のカメラの出荷額、日本で一番は山形県だそうです。

逆に35mmのカメラの出荷額1位がどこか知りたい。

 

ここで35mmだ50mmだの話は控えておきます。

実は山形県について話をしたくて調べただけですので、本題へ。

 

家具業界で山形と言えば「天童木工」。

天童木工と言えば成形合板。

 

 

そして、その代表作と言えば「バタフライスツール」。

名作ですね。柳宗理の代表作と言っても過言ではないでしょう。

1956年に発表されたのですから、68年前!?

凄い、いま見ても美しい名作です。

 

さて、本日のWORKS。

実はバタフライスツールではなく、ロッキングチェアです。

 

ミゾブチ家具のロッキングチェアの中で、1、2を争う人気のシリーズ。

デザイナー「菅澤 光政(すがさわ みつまさ)」氏にて、1966年にデザインされたコチラも名作です。

 

コチラも成形合板で作れており、部分的に厚みを変える「不等厚成形」と木片を挟み込んだ「コマ入れ成形」を用いています。

写真では分かりずらいですが、サイドから見える座と脚の繋ぎ、三角形になっている箇所です。

強度を保つためなのはもちろん、デザイン性も意識した技術です。

Instagramでも紹介していますので、チェックしてみてください。

 

https://www.instagram.com/p/C_z7DbOPOAL/?img_index=1

 

なにより、木部のカラーとファブリックの組み合わせによって、その雰囲気がガラッと変わるのも人気の一つでしょう。

今回、お求めいただきましたお客様はビーチ材のナチュラルカラーにグリーンの爽やかなファブリックのコンビでお家のアクセントになる素敵な組み合わせです。

ミゾブチ家具に展示しているカラーとは異なるので、ぜひ参考にしてみてください。

 

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