ただいま台風7号の猛威の中、更新中の本日のJOURNAL。
しかしこの嵐の中、ご来店いただき家具をお求めいただく。
本当に感謝です、どうぞお気を付けてお帰り下さい。
さて、この悪天候にも関わらず、お客様の心を動かす家具とはいったいどんな家具なのか?
もちろん店内にセレクトしている家具全てに拘りを持っておりますが、特にいまミゾブチ家具がオススメをしているのが
「SOLID(ソリッド)」

まさしく、本日お求めいただきました家具もSOLIDです。
何度も何度もSOLIDについてはお話してきましたので、ご存じの方も多いでしょうが改めてもう一度、SOLIDについて今回はお話していきたいと思います。
まず、SOLID(ソリッド)とは何なのか?
誕生のきっかけは富山県で家具屋を営んでおりますミヤモト家具さんと、福岡県で家具製造を行うナガノインテリアさんとの共同開発からスタートしたブランドです。
その時に掲げた目標が地方からスタートして、46の都道府県に展開し、最後は首都東京をフィニッシュに47都道府県全てに展開するブランドに築き上げる。
この業界は大手が圧倒的に力が強い状況になっており、皆さんのお住まいのエリアでもそうでしょうが、昔からあった町の家具屋さんがどんどん衰退している状態です。
これは資本主義なら当然の結果なのですが、そこに一石投じ。
全国のロカール家具屋さんが本気になったら、楽しいことが起きる!
そこにはまず、確かなつくりで魅力ある家具でなくてはならない。
そこでSOLIDのコンセプトとして掲げているのが
「世代を超え、愛される家具へ」

です。
これにはSOLIDの生みの親、ミヤモト家具の代表(宮本社長)の生い立ちに関わるお父さんとの思い出から掲げられたテーマです。
昨今ではSDGsと謳われ始め、それでこそ環境問題に向き合うようになってきましたが、それでも家具に対して長く愛用するという考え方(文化)は北欧などと比べるとまだまだです。
私も個人的に感じるのですが、日本でも大人気の北欧家具やアンティーク家具。
これは勝手にアンティークになるわけでは当然なく、親から子へ、そしてまたその子供へと大切に受け継がれていった(または使っていた方が本当に大切にされた)からこそ素敵な状態で現代にも残っているわけで、そのアンティーク家具を購入されたのち、お手入れもせずに儚くも朽ちていく貴重な家具…

もちろん、購入された方の自由なのですがなんだか寂しいじゃないですが、ただこれも日本の家具文化がまだまだ発展途上という考え方も出来ます。
大手の輸入家具でリーズナブルな家具を色々買い替えて楽しむ。
これも間違いなく、家具の楽しみ方の一つです。
ただ私達、SOLIDメンバーの考え方は北欧の方々の考え方です。
確かなつくりの家具は、しっかりお手入れ(ケア)をすれば世代を超えても尚、愛用いただける。
自分が幼かった頃に共に過ごした思い出の家具、そして時間は流れ自分が大きくなり、大切な人と育む新たな家族とまた思い出を刻む。
「お父さん(お母さん)も小さい頃、あなたと同じようにここに落書きしたの。」

そんな家具を made in JAPANでSOLIDから発信していく。
面白くありませんか。
ですのでSOLIDの家具は100%無垢材を使用しており、塗装もオイルをまずはオススメしております。
これはご自身でケアが出来、世代を超え愛される家具になる為に推奨しております。
「家具を手入れする」なんだかハードルが高いようにも感じますが、ご購入前にしっかりお話させていただきますし、正直簡単です!

私は小学低学年の子供がいるのですが、その息子も園の頃からお手伝いでダイニングテーブルのお手入れをしてくれています。
少しコツをつかめば親子でも一緒に作業が出来るほどですので、安心してください。
と言うわけで、SOLIDとはいったい何なのか?
誕生の秘話を今回はお話させていただきました。
町の家具屋さん、頑張ってこの業界を盛り上げていきましょう!
因みに、現在SOLIDのショップは全国に17店舗まで拡大、ミゾブチ家具で運営している高松店は全国8店舗目として四国に初上陸したのが2020年9月4日。
来月でなんと3周年を迎えます。
これもひとえに皆様のおかげです。
本当にありがとうございます。
これからも、一人でも多くの方の記憶に残る素敵な家具をご提案させていただきますので、今後もどうぞよろしくお願い申し上げます。
尚、SOLID TAKAMATSU 3周年記念イベントも開催いたします。
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