JOURNAL

SOLIDのコンセプトについて書いてみた

2023.08.17 update

前回は「SOLIDの誕生について書いてみた」と題し、更新しましたが。

今回はその続編、コンセプトについてお話したいと思います。

 

 

「コンセプト」言葉にすると簡単ですが、考えるとなるとこれが難しいんですよね。

横文字でカッコよくしたり、想いがつまり過ぎて長いなど様々。

何かの本に書いてあったのですが「お店(会社)のコンセプトは、小学生に見せても直ぐに理解できるものが良い」と。

 

このコンセプトは運営(経営)の軸となるポイントで、

全社員が同じ理解、共有したのちにブランディングとして枝葉になる大切な部分にあたります。

 

ここがまったく違う方向(認識・理解)を向いていては既に企業として、ベストにはならない。

実はコンセプトにはこれほど大きな意味をもちます。

 

と言うわけで、改めてSOLIDのコンセプトを見てみましょう。

 

世代を超え、愛される家具へ

 

こちらです。

このコンセプトは前回の内容に書きましたので、まだご覧になっていない方はチェックしてください。

 

SOLIDの誕生について書いてみた

 

そして、これをベースに3つのテーマを設けており

 

まず一つ目、

 

本物を追求した総無垢材

 

無垢材とは

木の原木から直接必要な寸法に切り出した木材」※Wikipediaより

とあります。そのままですね。

原木をカットはするけど、そのままの木を使用するという事です。

 

無垢ではない材料で有名なのが「突板(つきいた)」がありますが、これは

天然の木材を薄くスライスした板材。ベニヤなど」※Wikipediaより

とあります。

ミルフィーユのように木材が薄く重なった人工的に加工した材です。

これ以上この説明をすると専門的に難しくなるので今回は控えておきますが、原木からそのままカットした材か、または人工的に加工した材かというところです。

 

ですので、SOLIDの家具はそのままの材、無垢材を使用する。

これが3つのうちの1つに掲げています。

 

そして2つ目、

 

本質を求めた異素材の組み合わせ

 

こちらは先ほどの「木」だけでなく、例えばチェアですと座面に使用する布や革、または引き出しの取っ手に使用する鉄など木材以外にもこだわっているという事です。

勿論、木の魅力は謂わずもがインテリアとして考えた際、ファブリックや金属などが大切なアクセントになりますので。

そこにも各素材の本質を理解したのち、こだわって採用しています。

 

例えば、生地の一つに「デニム」があり、それは岡山県倉敷市の工場にて製造していただいた物を取り入れています。

岡山と言えばデニムで有名な織りの産地ですからね。

永くご愛用いただく為に、生地のエイジングを楽しんでいただける物もご用意しています。

 

そして最後、3つ目

 

オトナな不良

 

文字だけで見ると、少し怖いですが…

プロダクトデザインを考える際、カッコイイ大人な雰囲気をテーマにしています。

ですので、SOLIDの家具に採用しているカッティングで通称「ダイヤモンドカット」と言う面加工があり。

こちらも、どうすれば家具がカッコ良く見えるかを追求した際 に誕生したカットバランスです。

因みに、実際のイメージがこちら

 

と言うわけで、

【世代を超え、愛される家具へ】

になる為に大切な3つのテーマを掲げ、デザイン・製造のこだわりはもちろん、各店舗のスタッフはお客様へその想いをお伝えしています。

無垢材やファブリック、その他の素材をこだわり、受注生産(福岡製)にて一つ一つ丁寧にお作りしますので、大量生産の輸入家具と比較するとお届けまでのお日にちを頂戴し、価格も少々異なります。

 

しかし、このコンセプトやテーマにて家具で笑顔になり、思い出を綴る。

時には喧嘩をして少し離れて座る、または夏休みの宿題が終わっていなくて泣きながら勉強した苦い思い出もあってもいいかもしれません。

永く使うと、色々な出来事が積み重なってきます。

そして、拘って選んだ家具だと、よりその物に対し愛情をもって接するかもしれません。

その経験がまた、あなたの人生を豊かにすることも。

 

SOLIDの家具にはその未来を描く、コンセプトが詰まっています。

これまでにたくさんのSOLIDユーザー様を拝見してきました。

 

お届け時に

「今日を本当に楽しみしていました!」

「やっぱり、カッコイイ」

「大切にします」

「ミゾブチさんに行って良かった」

などなど、本当に多くの嬉しいお言葉をいただき、私が豊かな人生を皆様から頂いております。

 

これこそがもしかしたらSOLIDの真意なのかもしれません。

本日はコンセプトについてお話をさせていただきました。

 

次回は、とはいえやはり一番大切な家具のデザインや作りについて書いていきたいと思います。

OTHER JOURNAL記事一覧