JOURNAL

社歴を振り返る

2022.12.01 update

2022年、師走。

今年もあっと言う間に年末を迎え、2023年がやってくるのですが。

ミゾブチ家具が創業したのが1927年、当時は先々代がタンス製造などを行っていたそうです。

そして、会社設立は1973年になります。

 

先代からは小売業としてスタートしたミゾブチ家具。

という事は会社設立から来年で50年目

 

因みに創業から96年目

同じ1927年に創業した企業はあの大手コンビニチェーンのセブンーイレブンがダラスでアイスハウスの店舗として創業。

同じ家具業界だと、イタリアのカッシーナがミラノ近郊にアメデーオ・カッシーナ社として設立など名だたる企業と同期です。

 

意外と老舗の株式会社ミゾブチ家具。

 

また、少しづつ家具好きの方からの認知度も高めている「SOLID」は、四国初となるSOLID FURNITURE STORE TAKAMATSUをスタートしたのが2020年9月なので、こちらは来年の9月で3周年。

様々な周年を迎えるミゾブチ家具ですがこちら「SOLID」についていま一度、ご説明したいと思います。

 

SOLIDの意味を調べると、「個体」、「硬い・頑丈な」、「確かな・信頼できる」などとなっています。

SOLID WOODになると「無垢材」になり、SOLIDのコンセプトの一つでもある「本物を追求した100%総無垢材」とリンクします。

 

SOLIDの想いやこだわりは当社WEBサイトにも掲載しておりますので、そちらをご覧ください。

Solid

SOLID(ソリッド)の取扱店は四国ではミゾブチ家具だけですが、実は全国に現在15店舗にまで仲間が増えております。

「本物の家具を」、「永く愛用できる家具を」という想いでモノづくり・製品開発をしており。

全国の同じ志を持った仲間たちが日々、各地でアツくその想いを語り、接客をしているのでgoogleのレビューでは

家具への愛情のトークは聞いてて嫌味もなく、「売りたい」というより、「ほんとにいい物だから知ってもらいたい」というお気持ちが伝わってきます!】など一般の小売店舗とは異なるレビューが全国で綴られております。

 

因みにミゾブチ家具のレビューにも

良い家具を安く、そして買った後も長く使ってほしい、というお店側の願いを教えてくれました。家具に対する想いが強く、よいおつきあいができるのではないでしょうか。

っと、とても嬉しいお言葉を頂戴しています。

 

様々な物にあふれ、様々な選択肢がある昨今。

何が正解で何が不正解はないと個人的には思っております。※法に触れることは別として。

購入ではなく、サブスクという選択肢も数年前から業界でも話題になり、色々な選択肢がインテリア業界でも普及しています。

 

そんな中、ミゾブチ家具(SOLID)がご提案するのが

【世代を超え、愛される家具へ。】 です。

 

これは所謂、簡易に使い捨てない。

永く愛用できる素材やつくりの物をご提案するという考え方です。

そこで家具のベース素材は無垢材(本物の木)、またはエイジングを楽しめる真鍮や黒皮鉄、レザーなどを採用しています。

 

とはいえ、素材やつくりが良いから購入した後、何もせずともそのまま永く使い続けれるという事でもないのですね、これが。

日本でも人気の北欧家具。

またそのアンティーク物ですが、なぜあれだけ年月を経ても愛用し続けれるのか。

 

それは大切に使っているからです。

 

「大切」と聞くとかなりアバウトですが、自分たちの国の職人を誇り、そしてその家具を日々の暮らしの中で当然に使用しながら、日々の暮らしの中でついた傷や汚れをケアしていく。

いわば、職人がつくった確かな家具に愛用する人のメンテナンスがあの魅力を生み出しているというわけです。

 

日本に入ってきたアンティーク家具の中には状態が良くない物も当然あります。

それはリペアし、手直しをしてまた現代で愛用されている物も多いのです。

「SOLID」の家具もまさしくそこを目指し、エンドユーザーにお手入れをしていただきながら、世代を超え愛される。

ですので、私たちはお求めいただいた後のお話などもさせていただきます。

 

お手入れと言っても木、レザーや真鍮、ファブリックなどその素材で異なります。

特にファブリックは難しく、素材や織り、また汚れの成分によってとても複雑で、全て回答することは困難なのですが。

ファブリックに関してはカバーリング(取り外しが可能)にし、あまりにも汚れがひどくなったり、消耗したらその部分だけを追加購入できるシステムにしています。

 

エイジングを楽しむところは楽しみ、交換できるところは簡易に。

これが永くご愛用いただけるポイントです。

目指すはPPモブラー社のように、自分たちが使用する木を自分たちの目の前で職人に切ってもらい、その木に対し感謝を、そしてその材を使用してつくる家具により想いを込めてつくる彼らのようなクラフトマンを目指したいものです。

因みに、PPモブラー社はその木を切るのではなく、木の根っこから抜き取るそうです。

なぜなら、木を切ったそのあとの切り株は朽ち、土へ。

そこから木が生える事はないので、彼らは根から抜き取ったそのあとに盛り土をし、苗木を植えることでまた新たに木を増やすということをされています。

 

※写真はイメージです

 

まぁ、この方法をとるからPPモブラーの家具は最高にして、高額な家具にもなるのですが…

それに凄い技術をもったクラフトマンが凄く丁寧にものづくりされますのでね。

自分が定年退職した際、PP503をご褒美にあと数十年頑張って働きます!

 

国内企業も環境に配慮し活動していますが、このアナログにし究極の家具愛こそPPモブラー社が世界を代表するブランドたる所以の一つなのでしょう。

日本の家具ブランドは歴史こそ世界のそれと比較するとどうしても勝てない部分がありますが、技術や想いは負けていません。

 

日本の家具を世界へ。

ミゾブチ家具がご提案する家具です。

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