JOURNAL

改めてベッドについて学ぼう!

2023.11.12 update

本日、お送りします「JOURNAL」は

改めてベッドについて学ぼう!】です。

 

以前、ミゾブチ家具の旧ホームページではベッドについて書いたことがあったのですが、今はサイト自体が無くなってしまった為

もう一度、ご案内させていただきます。

宜しくお願い致します。

 

まず、マットレスには大きく分けて

コイルタイプ」と「ノンコイルタイプ」があります。

コイル(スプリング)は皆さんもどこかで一度は目にしたことがあるはずです。

細い鉄の線がグルグルと巻かれているコチラです。

 

一方、ノンコイルタイプは読んで字のごとく、コイルを使用していないマットレスです。

そして、コイルタイプのマットレスにもまた種類がありまして

ポケットコイル」、「ボンネルコイル」こちらもなんとなく耳したことがあるという方も多いはずです。

 

ポケットコイル」とは

コイルスプリングを一つ一つ布(不織布)で包み、敷き詰めたマットレス。

 

 

ボンネルコイル」は

コイルスプリングを連結させ、一つのマットレスを形成しています。

 

 

 

 

続いてそれぞれのメリット、デメリットについてお話します。

 

ポケットコイル

 

【メリット】

耐圧分散に優れている

まずイメージをみていただくと分かるように、一つ一つの「点」の集合体でマットレスを形成していますので、

細かなサポートをしてくれます。

仰向け、横寝、寝返りをうった際などポケットコイルの点が、その動きに柔軟に対応してくれます。

また、人の体は各エリアごとに重さも異なります。

因みにマットレスに対して、各エリアの荷重の割合は、頭部:8% 背部:33% 臀部:44% 脹脛・踵:15%となっており。

※個人差はあります。

ポケットコイルの「点」がその各荷重に対して、快適な寝心地をサポートしてくれるというわけです。

すなわち、耐圧の分散に優れるという事になります。

 

【デメリット】

価格

コイルを一つ一つ包むのでコストがかかる。(商品として高額になってしまう)

 

通気性が劣る

コイルを包んでいる布が不織布とはいえ、ボンネルコイルと比較すると通気性が劣ります。

 

 

こちらの2点がよくいわれるポケットコイルのデメリットです。

では次はボンネルコイルを見てみましょう。

 

ボンネルコイル

 

メリット】

しっかりとした寝心地が好きな方へ

コイルを連結していますので「面」で体を支え、硬めのしっかりとした寝心地を好まれる方にオススメです

また、寝返りも打ちやすいのも特徴です

 

通気性に優れる

ポケットコイルと比較するとボンネルコイルは不織布で覆っていない分、通気性は高いです。

 

価格

ボンネルコイルのマットレスはポケットコイルと比較すると価格がリーズナブルになる場合が多い。

 

デメリット】

硬さ」と「揺れ

面で支えるので、硬さが気になるという方がいらっしゃいます。

そして、2人以上で一緒に寝る場合、一方の動き(寝返りなど)が揺れとしてもう一方へ伝わりやすい。

 

と言ったところが各タイプのメリット、デメリットとなります。

以上の点を踏まえ、ポケットコイルとボンネルコイル、どんな方にそれぞれオススメかと言いますと

 

「ポケットコイル」

繊細な方:硬いベッドだと肩腰が痛くなるという方にオススメです。

家族やカップルで使用する:先ほどの揺れが伝わりやすいボンネルとは異なり、ポケットコイルは点で体をサポートするので振動が伝わるにくく誰かと一緒に寝るという環境の方にオススメです。

 

 

「ボンネルコイル」

体重の重い方や体格のいい方:面で支える利点を生かせる体系の方はボンネルタイプはオススメです。

汗をかきやすい方:通気性に優れるボンネルタイプは汗をよくかく方にオススメです。

コストを抑えたい方:ポケットコイルと比較して、ボンネルコイルのマットレスはリーズナブルになりますのでコストを抑えたベッドをお考えの方はオススメです。※仕様により高額なモデルももちろんあります。

 

 

以上がコイルタイプのマットレスの特徴となります。

次回はノンコイルタイプについてお伝えします。

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