JOURNAL

幸せのために生きているだけさ

2024.07.05 update

梅雨はどこへやら。

本気の夏がやってきております、ここ数日。

 

この時期になると私の地元が気温の高さでよく全国ニュースに流れるのですが。

先日、地元の駅前で高校生がインタビューを受けている映像を見て。

「駅前が綺麗になっている!」とテレビを通して、地元の変化を知りました…

このように気付くタイミングは様々です。

 

先日、とある女性のお客様をご案内していた時の話です。

家具をお求めいただいた後、店先でお話をしていたのですが、その時。

学生たちが帰宅している姿が見え、ふとお孫様の話題に。

 

あのように私の孫も毎日、普通に学校に行って、友達と帰ってくるのが当たり前だと思っていた。

「実はうちの孫がある日、突然学校に行けなくなって。」

 

 

「でも、今はそういった(不登校)子どもたちを支援してくるところに通いはじめて、自分の居場所を見つけはじめたの。」

 

 

私も一児の親ですが、子供が元気に毎日登校する姿がその時まで当たり前だと思っていました。

月曜日の朝は「学校、行きたくない…」とテンションが下がっているものの、それでも家を出るときは元気に登校しています。

心や身体のバランスが徐々に、または急に崩れることがあるのは当然、知っていましたが。

改めて考えさせられるタイミングでした。

 

 

 

お孫様の話を伺っている際

「そうだ、せっかくだからミゾブチさんで孫に何かプレゼントを選びたいな。」

と仰っていただき、一緒にセレクトさせていただきました。

選ばれたのは当店で人気のかごバッグ。

 

毎日、子どもたちが元気に学校に通うのは当たり前ではない。

そして、登校できなくなった子たちの日々が非日常でもない。

その方々にとっての当たり前は今に向き合い、生きていれば。

幸せのカタチは人それぞれで、かけがえのないものです。

 

その日から、私は子どもを朝、見送る際。

いつもの「いってらっしゃい」に、

気を付けてね」と添えています。

 

 

いってらっしゃい」は

無事にもどってきてください」という意味です。

 

何気なく言っている「いってらっしゃい」がその日から、かけがえのない言葉になりました。

もちろん、「おかえり」も。

 

少し話が逸れましたが、そのお孫様。

プレゼント、喜んでくれたそうで。

後日、新しいかごバックを追加でお求めいただきました。

 

ありがとう」の言葉を添えていただき。

 

誰かが誰かを思い、当たり前の日々に感謝して、生きる。

 

今回は一人のお客様の話を挙げさせていただきましたが、たくさんの方々から素敵な言葉をいただき、今の私たちがいます。

また、明日も元気に「いってらっしゃい」。

 

最近、この曲ばかりリピートしていて、

妻に最近、うるさい!と怒られています…

 

OTHER JOURNAL記事一覧