ちょっと気を抜くと直ぐに日数が空いてしまう…
約2ヶ月ぶりになります
「これさえ知れば、インテリアショップでお買い物が楽しくなる(仮)」
2022シーズンは初投稿です。
本日は1月12日、新年のご挨拶をするには失礼なタイミングと承知の上、
明けましておめでとうございます
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます
皆様のご健康とご多幸をお祈りし、新年のご挨拶とさせていただきます。
それでは今年最初の「これさえ知れば、インテリアショップでお買い物が楽しくなる(仮)」
参りましょう(`・ω・´)ゞ
下記は前回(第6回)の話です。
ブラックチェリーは桜?
7回目となる今回は「ベッド」について書いていきます。
今までは「木」について書いてきましたので少しジャンルを変えて。
まず、皆さんが思いつくベッドメーカーと言えばどこでしょうか?
店頭でご案内をしていて私がここ香川県で一番認知度の高いブランドは「フランスベッド」のような気がします。
私よりも上の世代はもちろん、若い方までその名をご存じの方が多い印象です。
正直、私もこの業界にはいるまではベッドメーカーといえば?と尋ねられたら「フランスベッド」と答えていたかもしれません。
そんなフランスベッドでよく皆さんが勘違いなさっているのが、フランスのメーカーだと思っている方がいますが国内の企業さんです!
フランスベッドの前身は「双葉製作所」という名で、東京の三鷹市に1940年代の終わりに誕生したそうです。
「フランスベッド」と社名を変更したのは1961年のことです。※フランスベッドのオフィシャルサイトより
プチ豆知識です(´っ・ω・)っ
安心安全の国内メーカーにして社名に「フランス」を付けた企業さん。
フランスベッドのベテラン社員曰く、当時華やかなイメージにしたかったので「フランス」と付けたと仰っていました。
※事実かどうか責任はもてません、一社員さんのお話です。
その甲斐あってか、フランスベッドの認知度はこのように高いものとなりました。
もちろん、社名だけではなくベッドのこだわりも凄いです。
業界の人間に「フランスベッドと言えば?」と尋ねると、まずは「高密度連続スプリング」と答えるでしょう。
そう、フランスベッドさんの特徴の1つがこのマットレスの中身です。
イメージをご覧いただくとお分かりのように、一般的なポケットコイルとは異なり。※ポケットコイルについては次回、ご説明します
フランスベッドの高密度連続スプリングはまず、1本の銅線を緻密に編みあげ、継ぎ目のない一体化した中空構造を実現することで、マットレスの内部に湿気をためにくくしています。
よくテレビなどで寝ている時には大量の汗をかくなど言われていますが、その通りでベッドはその水分(湿気)によりマットレスの寿命に影響を与えます。
またフランスベッドの高密度連続スプリングは、「面」で体をささえるので部分的な沈み込みがなく、適度な硬さで自然な寝返りができるのも特徴です。
睡眠時、健康な大人の場合に一晩でうつ寝返りの回数は20回前後といわれていますのでこの「寝返り」の重要性がうかがえます。
一般的にはベッドの中身に「ボンネルコイル」と「ポケットコイル」の2種類があり。
フランスベッドはボンネルコイルの見た目に近いですが、厳密には異なり「高密度連続スプリング」の製造・販売ライセンスは国内でフランスベッドしか持っていません。
ボンネルコイルの詳しい説明もまた次回させていただきます。
今回は冒頭で【皆さんが思いつくベッドメーカーと言えばどこでしょうか?】という質問からスタートした為、気が付けばフランスベッドさんの話を掘り下げてしまいましたが、ベッド(マットレス)の基本を次回はご説明したいと思います。
そしてその後、高密度連続スプリングだけではないフランスベッドの魅力もお話します。
もちろん、【3S(Serta)、(Sealy)、(SIMMONS)】も。
何気なく使用しているベッドも知れば面白い内容がたくさんあります。
今年最初のテーマ「ベッド」どうぞお付き合いください。
次回は「ボンネルコイル」と「ポケットコイル」です。