なぜGOSHIMAなのか?
2019.05.31 update | CARPET,GOSHIMA
「七夕」
短冊に願いを込めたり、彦星と織姫が年に一度だけ会える日など素敵な節句です。
子供の頃は短冊に願い事を書いて笹に飾ったりしていましたが、大人になりここ十数年間は無縁事。
七夕に限らず、日本には素敵な節句や伝統があります。
しかし、そういった素敵な風習も年々忘れ去られているのまた事実…
6月なのに何故、七夕の話をしたのかって?っという声が聞こえてきそうなので先にお伝えしておきます。
7月6日(土)- 7月15日(月・祝)
あの「GOSHIMA展」を開催するからです。
待て待て、七夕とGOSHIMAどう関係があるのか!?っとツッコみが聞こえてきそうなのでお答えしておきます。
正直、直接関係はございませんm(_ _)m
ただ、冒頭にも書きました日本の素敵な風習。
ここにフォーカスしてお話していきますと、このGOSHIMAとはまず絨毯のシリーズの総称で「アーモンドの木」、「SIPPOU」、「百花万華」などいくつか種類がございます。
なんだよ絨毯かよ(。-`ω-)っと思ったそこの貴方!もう少しだけ、あとちょっとだけ辛抱して続きを読んでくださいm(_ _)m
このGOSHIMA、では一体どのような絨毯なのか。
ここで全て書いていくとかなり長編になるので、まとめると。
現在の日本におけるギャッベ人気、そのギャッベを日本に広めた人物の一人「今井正人」。
その彼が、0(ゼロ)から企画し誕生させたのが「GOSHIMA」。
ではなぜ、彼は絨毯にこだわるのか?それは彼の実体験がきっかけです。
子を持つ親でもある今井氏。
仕事を終え、小さな子供たちと貴重な時間を過ごす場所はリビングがメーン。
そこに敷いていたのがギャッベだったそうです。
何年、十何年と家族と共に過ごしたギャッベはやはり購入した当時と比べると使い込んだ感は否めない。
ギャッベとの歴史と共にもちろん子供たちも成長したそんなある日、子供が都会へ進学することに。
初めての一人暮らし、それに向けてその子は新生活に何を持っていくかのリストを作成していたそうです。
それをチラっと見た今井氏の目に飛び込んできた項目が「リビングのギャッベ」。
先にも書きましたが、長い間使用した絨毯はお世辞にも新品の綺麗さはなく(今井氏談)、なぜそんなギャッベを持っていくのかを尋ねたそうです。
子供から返ってきた言葉は「家族と共に過ごした思い出の絨毯、一人暮らしをはじめても家族を感じていたい」っと。
そこで彼は絨毯という物にはこういう素敵な価値があるのだと気付き、ギャッベで培ったノウハウを活かし、自分もこの素敵な体験を伝えたいとスタートしたのが「GOSHIMA」です。
各シリーズそれぞれに彼の想いがあり、そしてその想いに共感した仲間たちの想いが紡がれている。
モロッコやネパールなどシリーズ毎に織り職人を変えているのにも意味がある。
最初に書きました日本には素敵な文化があり、奥ゆかしい先人たちが生み出した素敵な文化をこの絨毯にもたくさん応用しています。
これ以上書いていくと文字数の制限がくるのでここまでにしておきます。
ギャッベと出逢い、暮らしと絨毯の関係性その大切に気づいた一人の男のチャレンジから生まれた絨毯「GOSHIMA」。
まだまだ日本では知名度は低いかもしれません、ただこれほど絨毯に人生を捧げた男が手掛けた絨毯は日本人が忘れかけている「心」を育むかもしれません。
GOSHIMA絨毯に関して今井氏が語った映像を見たい方はhttps://www.facebook.com/cras.by.mizobuchifurniture/ ←こちらcrasのfacebookページ内の動画をご覧ください。
また、GOSHIMA公式サイトはhttp://www.sps-i.jp/ ←をクリックください。