クリアランスセール
2018.05.29 update | BLOG
2018.05.27 update | BLOG
こんにちわ、チーフの溝渕です。
今日も元気にいきましょう!
今回ご紹介しますのは・・・
かめ = 亀
お客様からのご要望で、お取り寄せさせて頂きました。
こちら ↓ ↓
5月初旬に開催しましたリサラーソン陶器展に “かめ” を探しに来てくださったのですが
その時には当店には “かめ” はいなくて・・・
「見つかった時でいいよ!」
と言って頂いてたのですが、なんと早々に発見!!
無事 cras に届きました。
JURAシリーズのカメ、ヴィンテージです。
こちらは1971 – 77年の間に制作されたとても貴重な逸品。
べっ甲のパターンがユニークで、すこしエスニックな雰囲気です。
そして目を大きく開け、笑った顔がとっても人懐っこい♪
この表情❣ たまりません!
見ているだけでこちらも、ついニッコリ☻
笑顔がたまらない癒しのカメさんなのでした。
2018.05.27 update | BLOG
前回の最後、クロムなめしを行うと革がブルーになるという所から次の工程へ。
写真のブルーの革は乾燥しているのですが、鞣しが終わった直後の革は濡れていて、その状態をウェットブルーと呼ぶそうです。
まさに皮から革へ生まれ変わった瞬間という方もいるそうです。
そのウェット状態の革を水絞り。
ただ単純に絞れば良いというわけではなく後々の工程、季節によって含水率を計算するそうです。
その後、シェービングといって、革全体を均一な厚みに削り落とす工程へ。
それが終わると、鞣し後のブルーだった革を染色・加脂。
またこの後、いくつかの工程があるのですが時間の都合上カットして、自然乾燥へ。
大量の革が並ぶ光景は凄い迫力で、一緒に見学をしていた方々もここぞとばかりにシャッターをきっていました。
自然乾燥後、ネット張りという工程。
ここでは革を専用のクリップで挟んで引っ張り、ボイラー釜へ。
そうする事で革全体が大きくなりノシの利いた革に仕上がるそうです。
ここまでかなりの工程、時間をかけて私達が見覚えのある革になってきました。
完成まであと少し!
トリミングを行った後、ペーパー(銀むき)へ。
サンドペーパーで擦り、擦り傷やピンホールを隠したり、ペーパーの番手を替え、革の表面を起毛させヌバックやスウェードに加工していきます。
ブラッシングをして、綺麗に加工した革は塗装へ。
ここで皆さんがお店でよく目にする、赤や緑などの革になります。
塗装が終わった後、フェルトバフ。
艶と面を出したりする工程、ここで鞄用・ブーツ用など用途に応じて加工していきます。
とざっくり説明していきました。
あくまで私が現場で見てきた内容ですので、間違いがあるかもしれませんが予めご了承ください。(仕上げの方法により、工程は異なります)
っとこのように革が出来上がるまでにこれだけの工程を経て、皆さまの元へ。
今回、貴重な体験をセッティングしていただいたマルニ木工さん、タンナーのワイエスさん本当にありがとうございました。
こちらのこだわりの革を使用したマルニ60、90周年リミテッドエディション(タツノレザー)は現在、店頭にてご覧いただけます。
ぜひ、一度ご覧ください(`・ω・´)ゞ
2018.05.26 update | BLOG
前回にお知らせしたタツノレザー。
今回は現地に行き、皮革が出来るまでの工程を教えてもらいました。
先ず、「皮」と「革」の違いから教えていただきました。
ご存知の方も多いかと思いますが「皮」は動物の皮膚をそのまま剝いだもの、「革」は動物の皮膚の毛を除去しなめしたものです。
そして、なめしたという言葉も良く聞くと思うのですが、私もイマイチ分からなかったので教えていただいた内容によると動物の「皮」は一般的にそのままだと腐敗してしまったりするので、それを防ぎ皮を柔かくして耐久性や可塑性を加え、皮革として利用するために必要な作業のことを「なめし」と言うそうです。
タンニンなめし、クロムなめし、コンビネーションなめしなど様々ななめしの方法があり、その方法によって革の風合いが異なります。
全てを書くと長くなりますので、代表的な「タンニンなめし」と「クロムなめし」について。
先ずタンニンなめしは、タンニン(植物に由来、茶葉などに含まれる、口にいれると渋味を感じる)を革を浸透させていくのだが、タンニンの濃度を徐々に上げる必要がある為、工程数がとても多くおよそ30以上の工程を踏まえる。
その為、高コストになってしまうが使い込めば使い込むほどに革が柔らかくなり、色艶が増してきます。
ただ、雨など水に弱く、変色や変化が激しい、また日々のブラッシングやクリームでお手入れを定期的に行う必要があります。
一方クロムなめしは、金属原子のひとつクロムを使用することで柔かく伸び縮みしやすい、またタンニンなめしと比べると変色や変化が控えめでメンテナンスが比較的簡単という特徴があります。
前書きが長くなりましたが、それでは現地で撮影してきた写真と共に「皮」から「革」になる工程をみていきましょう。※(全ての工程を追っていくと約2ヶ月かかるそうなので、いくつか工程を省いて見てまわりました)
まずは裏打ち(フレッシング)、皮の肉面に付着している肉片や脂肪を取り除く工程。
今回は北海道の牛の皮を使用したそうですが、皮の状態があまりにリアルすぎる為、ここでアップするのは控えておきます。引きの画でご覧ください。
裏打ち後は、脱毛・石灰漬けを行います。
では次へ、「タイコ」と呼ばれるドラムの中で革を鞣す作業。
ここではクロムなめしを行っており、クロムなめし処理を行った後の革はこのようにブルーになります。
っと、今回はここまで。
また気になった方は次回更新いたしますので、チェックしてください。
2018.05.26 update | BLOG
【マルニ60】
マルニ木工(広島県)が1960年代に製造・販売を行っていた「みやじま」と呼ばれるアイテムの復刻を軸に、多種多様な価値観が生まれる現在、普遍的な価値を届けるべく生まれたシリーズです。
当店でも数年前から取り扱っており、人気のアイテム。
2018年の今年で90周年を迎えるマルニ木工さん。おめでとうございます!!
この記念すべき年に限定で、マルニ60シリーズより90th LIMITED EDITIONとしてTATSUNO LEATHER(タツノレザー)を使用したアイテムが誕生。
まず、タツノレザーって何?という方もいらっしゃるかと思うので簡単にご説明を。
レザーと言えば、海外!とイメージされる方も多いかと思うのですが、実は日本国内の皮革の歴史は古く、飛鳥時代以前と1000年以上も前にさかのぼるそうです。
そんな歴史ある日本の皮革の3大産地が姫路・たつの、東京、和歌山なのです。
そして、国内の皮革生産量の約70%以上が兵庫県の姫路・たつの地区だそうです。
そんな皮革の産地とコラボをして誕生した限定のアイテム。
とにかく90周年を記念して生まれただけあってこだわりが凄い!
革の品質がとても良く、北欧・北米の比較的キズの少ない革を使用し、その中でも更に稀少なAランクの革(全体の20%にも満たない上質な革)に大量のオイルを加えることで柔軟性や耐水性を持たせ、独特な風合いを生みます。
とにかく使えば使うほどに風合いを増し、カッコ良くなる素敵な革という事です。
期間限定のこちらのアイテム、展示もございますので是非、ご覧ください。
また今回、マルニさんのご協力でたつの市へ行き、タンナーさんの仕事を拝見してきました。
※タンナーとは「皮」を「革」にする人・会社・所の事を言います。今回ご案内いただいたタンナーさんは株式会社ワイエスさんです。
その内容は【「皮」から「革」へ。】の記事をご覧ください。
2018.05.25 update | BLOG
こんにちはー
山下です|ω・)
5月ももう残すところ僅か。日中は汗ばむ日が増えてきましたね(;´・ω・)
Tシャツでも過ごせる季節になってきたのかなと思います。
TシャツといえばcrasでもこだわりのTシャツを販売しております(*‘ω‘ *)
本日はそのアイテムをご紹介♪
ブラックとホワイトの2カラーで展開しているこちらのTシャツ。
江戸時代からの伝統染色技法「東炊き染め」を施したボディに福島県の染色型染めデザイナー
「蒲生マユミ」さんのデザインをプリントしたシンプルで奥深い一枚♪
そしてもうひとつワンポイントとして裾の部分に
日本三大刺し子の一つ山形県の「庄内刺し子」がさり気なく施されています(●´ω`●)
和のテイストを持ちつつ洋の部分も兼ね備えるおしゃれな一枚ですね♪
男女問わず着て頂けますので気になる方は当店へお越しください(*´з`)
2018.05.17 update | BLOG
夏日を何度も記録している今年の5月、当店スタッフも半袖が増えております(ノД`)・゜・。
さて、お陰様で無事にリサラーソンフェアも終え、次の楽しい企画にむけ直ぐに切り替えです。
8月開始を予定している次回のイベント。※6、7月にも家具の目玉企画がございます
リサラーソンの雰囲気とは打って変わって、大人な雰囲気漂うcoolな企画を考えております。
少しだけですが、こちらのイメージをご覧ください。
1枚の平たい銅板からスタートし、鎚で叩いて叩いて、写真のように左から右へと徐々に形成していく。
【鎚起銅器】、江戸時代より伝わるこの技法は新潟県に於いて約200年の歴史を誇ります。
このような素敵な日本文化を継承した、作品を取り添える予定です。
乞うご期待!
2018.05.11 update | BLOG
こんにちはー
山下です(*´з`)
本日も私のおすすめ陶器をご紹介したいと思います(●´ω`●)
リサラーソンの作品と言えばやはり「ねこ」。代表作のひとつでもあります。
そんな「ねこ」のシリーズからこちら!
あちらに獲物を狙うねこが二匹。
同じ顔をしていますが…。
ふたごでした(´艸`*)その名も「ふたごの猫」です!
そのまんまのネーミング!
実はこのふたごのねこは名前がないんですよ(´▽`*)
ちなみにこちらのグレーの色したねこが兄。
こちらのブラウンが弟(´▽`*)
二匹とも強そうな表情をしていますね!でも、少しうつむき加減なので
実は気は小さいのかも…(;´・ω・)
こちらのかわいらしい兄弟は、ぜひ手に取られた方が名前を付けてあげてください(*‘ω‘ *)