JOURNALジャーナル

ペルシャ絨毯のあれこれ入門編

2026.03.29 update

ペルシャ絨毯というモノを皆様は知っていますか?

恐らく何となく耳にしたことがある方も多いと思います。

そしてシルクの高級絨毯のイメージが頭の中に浮かび上がった方も多いのではないでしょうか?

 

今回はそんな高級絨毯のイメージがあるペルシャ絨毯を簡単にサクッと解説いたします!

 

ではまずペルシャ絨毯とは何なの?という所から

そもそもペルシャって皆様なにかご存じですか?

ペルシャとは現イランと呼ばれる国の前の名前です。

1935年にペルシャからイランに改称されました。なのでイランと呼ばれ出してから100年も経ってないんですよね。

ですがペルシャができたのは紀元前550年前。

 

とても古い歴史がある国なんです。

因みに日本はこの頃、弥生時代と呼ばれていたので約3000年前から続く伝統ある国となっております。

ペルシャという国で生まれた絨毯なのでペルシャ絨毯と呼ばれております。

 

ミゾブチ家具では約20年ほど前から販売しているギャッベと呼ばれる絨毯もイランの遊牧民から生まれた絨毯なのですがギャッベの起源は約500年程前なのに対しペルシャ絨毯は約2500年の歴史があるとされています。

言ってしまえばこの世で1番最初に認知された絨毯なのです。

 

2500年の歴史の中でペルシャ帝国時代の王族や貴族達に向けて制作していたこともあり、その技術はどんどん進歩していったそうです。

その技術の代表としてシルク(絹)を使うということ。

 

 

ペルシャ絨毯にシルク(絹)が使われる理由としてはその光沢肌触りです。

ウールとはまた違った肌触りとウールにはない光沢が特徴的です。

ただ、シルク(絹)は繊細な糸なので主な使い方としては壁飾りとして使われていたとされています。

勿論ウールで作ったペルシャ絨毯もありますので床にはウールのペルシャ絨毯、壁にはシルクのペルシャ絨毯と…なんと贅沢な暮らしなんでしょう(※勝手にそんな理想の暮らしを想像しているだけです。)

「ペルシャ絨毯は高い!!!」というイメージはこういう背景から来ているのかも知れません。

 

 

ですが、先ほど少し触れましたペルシャ絨毯全てにシルクが使われているわけではなく、

時代や背景、用途によってウールのみで作られたペルシャ絨毯シルクのみで作られたペルシャ絨毯ウールとシルク両方を使ったペルシャ絨毯などが存在しております。

 

ギャッベと同様に絨毯の大きさと目の細かさで値段が決まっているのですがペルシャ絨毯に関しては、王族・貴族に納めていたので手織りの技術がとてつもない領域に達しており、もの凄く細かく織っております。また、最近人気のヴィンテージ家具と同じく長い歴史があるので、作られた年代が古ければ古いほどアンティークと呼ばれ、その希少価値から高価になる絨毯なのです。

 

 

ペルシャ絨毯はまだまだ奥が深く、産地(工房)によってデザインに特徴があったりなどなど…まだまだ話し足りないですが入門編ということで今回はペルシャ絨毯とは何なのかを簡単にサクッと説明してみました。

産地(工房)の話は、次回お話できたらと思いますので首を長くしてお待ちしていただけたらなと…。

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